こんにちは、さんさんです。
わが子には、苺状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ)があります。
珍しいものではないようで、親戚や職場の先輩、道行く方などから、
「そのうち自然に消えるよ」
「消えなかった知り合いがいるよ」
などど、いろんな意見をいただきました。
命に別状はなくとも、消えるか、消えないかは大きな問題。
「どうしたもんか…」
といろいろと悩み、困ったものでした。
そこで、わが子の苺状血管腫の経過観察や、実際に経験した皮膚科でのレーザー治療のようすをお伝えしていきます。
同じように感じている親御さんなどのお役に立てば幸いです。
※実際の苺状血管腫の写真を使用していますので、ご覧頂く場合はご注意ください。
⚫ここの皮膚、なんで赤いの…!!
予定日超過したものの、自然分娩で産まれてきてくれたわが子。
はじめての育児をなんとか、本当に必死になって取り組んでいました。
そんな生後20日頃のこと。
まだまだ慣れない手つきで肌着を着替えさせていたとき、ふと左腕が気になりました。
ひじよりも指先に近い部分の腕の外側に、赤い斑点模様が!!
「えっ…何これ…」
驚いて写真に残したものがこちら。
血、みたいに赤い!
なのに、拭いても取れない!!
恐る恐る触ってみたところ、赤ちゃんに変わった様子はない。
乳児湿疹かな?と思うものは顔や首にあるけれど、赤い部分の皮膚は荒れた様子もない。
うーん…
いつからあったんだろう?
痛がったり、機嫌が悪かったりはしていないよね?
病院に行くべきか、悩みました。
でも
ひとまず、約10日後に予定していた1ヶ月健診で医師に聞いてみることにしました。
出産した産婦人科クリニックで受けた、1ヶ月健診。
「赤ちゃんの肌はいろいろできちゃったりするものだから、気にしなくていいよ!しばらく様子見でそのうち消えるよ〜」
そ、そういうものなのかしら!
その後、日に日に赤みが増して、大きくなっているような…。
生後2ヶ月を過ぎて予防接種の際に小児科でも聞いてみることに。
すると、「ああ、苺状血管腫だね。」
な、なんでしょうかそれは!!
「まあ、気にすることないですよ。
生後2,3ヶ月の頃にどんどん盛り上がってもピークになるもの。
でも、自然に薄くなっていくことが多いものだから心配ない。
もし跡が残ったりして気になるようだったら、整形外科に行ってレーザー治療で消せるよ。」
ふむ…そういうものなのか…!
ひとまず、深刻な何かじゃなくて、よかった!
心配だけど、気になるけど、様子見でいいってことなら、きっといいんだよね…!
ずっと気になっていたアザについて、診断をしてもらえてすこし安心。
この頃の様子がこちら。
比較として、ペットボトルのキャップを近くに置いてみました。
生後20日頃と比べると、ものすごく赤く、大きく、盛り上がってきています。
まるでイチゴジャムのような、少しブニブニするような感触なだけに心配になる日々。
このアザを初めて見る人からは、「血が出てるよ!」「転んだの?!」「怪我したの?!」とよく言われる始末…。
一方で、「うちの子にも昔あったわ〜」と教えてくれる方も4人ほど。
そして突如出血して慌てて小児科に駆け込んだことも。
「皮膚が弱くなってるから、服とかにこすれて出血しちゃうこともあるよ。」
とのことで、保湿剤としてワセリンを処方してもらい、朝一番とお風呂上がりに塗って保湿保湿。
本人が痛がったりかゆがったりしていないのでいいものの、親としては気になってしまう日々でした。
⚫レーザー治療、する!?
生後6ヶ月を過ぎた頃、育休中の職場の先輩と会う機会が。
そこでわが子の腕の苺状血管腫を見た先輩が一言。
「レーザー治療、しないの?」
小児科で、様子を見てからでいいって聞いたので…
「そう?私は早く始めた方がいいって聞いたから、うちの子は2ヶ月の頃から始めて、5ヶ月の今はほとんどないよ」
なんと!!!
ちらりと見せてもらったところ、確かにほとんど消えかけていました。
しかも話によると、レーザー治療は数年前に保険適用となったので自己負担はゼロ。
「それなら将来の本人のコンプレックスにならないように、やってあげた方がいいんじゃ…!しかも家計の負担にもならないなら!」
心が揺さぶられました。
大きくなったら、自然に消えるかもしれない。
でも、消えないかもしれない…。
そんな不安を日々抱えていたので、試しに行ってみよう!と思い立ちました。
次回、いざレーザー治療へ!
みなさんの育児が幸せなものでありますように。