さんさんの家〜共働き夫婦の育児&資産運用ブログ〜

妊娠してから、出産を乗り越えて赤ちゃんが1歳になるまでの1年10ヶ月。悩みでいっぱいのこの時期を、すこしでも楽しくラクにお得に過ごそう!すべての妊婦さん&ママパパを応援しているブログです。

【苺物語2】先生、レーザー治療の話を聞かせてください。

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こんにちは、さんさんです。

 

わが子には、苺状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ)があります。

珍しいものではないようで、親戚や職場の先輩、道行く方などから、

「そのうち自然に消えるよ」

「消えなかった知り合いがいるよ」

などど、いろんな意見をいただきました。

 

命に別状はなくとも、消えるか、消えないかは大きな問題。

「どうしたもんか…」

といろいろと悩み、困ったものでした。

 

そこで、わが子の苺状血管腫の経過観察や、実際に経験した皮膚科でのレーザー治療のようすをお伝えしていきます。

同じように感じている親御さんなどのお役に立てば幸いです。

※実際の苺状血管腫の写真を使用していますので、ご覧頂く場合はご注意ください。

 

⚫ひとまず皮膚科に行ってみようかな?

先輩ママに聞いた、数少ないレーザー治療をやっているという皮膚科。

行き方を調べようと、皮膚科のホームページを見てみる。

すると、トップ画面にこんな文字が。

「乳幼児の赤あざについてはコチラ

最新型のレーザー治療でご負担の少ない治療を提案しています

保険診療適応です」

同じような子を連れた親御さんがよく訪れるのかな?

有名なところなのかな?

これは行けばなにか教えてもらえそう…!

 

期待を胸に、さっそく生後6ヶ月半の頃、予約もなしに皮膚科へ突撃。

慣れない離乳食の朝ごはんのベタベタをなんとか片付け終え、午前中の診察時間に駆け込めたっ!

初診で予約なしなので、待つことを覚悟して行ったところ、30分強で呼んでもらえて一安心。

待っている間にも、0歳くらいの子を連れた親御さんが4組ほど。

もしかしたら同じようにレーザー治療のために来ているのかな?と思いつつ、どんな話をしてもらえるのかな…とドキドキ。 

 ⚫皮膚科医の先生が教えてくれた驚きの事実

診察室で待っていたのは、40代と思しきかわいらしい女性の先生。

「知り合いに聞いて、苺状血管腫へのレーザー治療について聞きたくて来ました。」

そう伝えて、娘の左腕の苺状血管腫を見てもらうことに。

 

先生は娘の左腕をとり、まじまじと角度を変えて観察したり、触った反応を見たり。

その後、こんな話を。

「たしかに、苺状血管腫ですね。

苺状血管腫は、10歳になった時点で半数の子は消えると言われています。

でも逆に言えば、『半数近い子は残っている』とも言えるんです。」

ええーっそんなに多くの子に残ってるんや!!

 

「幼稚園に行くようになるくらい年齢が大きくなると、レーザー治療に恐怖心を覚えるようになってしまいます。

何度か照射する必要があるので、その頃になると進めにくくなることも。

それもあって、赤ちゃんの頃にレーザー治療を終わらせてあげたいと思っています。」

衝撃!!

半数近い子が残っている…しかも大きくなると怖いと感じさせてしまうのか…

そのままにしておかなくて、今日皮膚科に来て良かったかも。

 

「今の時点だと、赤みと盛り上がりのピークは過ぎて、消え始めているところのように見えます。

これなら、このままでも自然に消えていくかもしれないね。

レーザー治療をするとしても、比較的少ない回数できれいに消えそう。」

そうなんだ!

まだちゃんと消えるかはわからないけれど、先生の判断を聞いてひとまず、ほっ。

 

確かに、生後3ヶ月の頃の写真と見比べると、赤さが薄くなって、まだらになってきている…!

毎日見ていると気付きにくいけれど、この記事にまとめて見直してみたら、確かにそう思いました。

www.lovechild-lovemalta.work

 ⚫はじめてのレーザー治療に向けて

でもちゃんと消える方法があるなら、やってあげたい…。

そんな気持ちになっていたので、レーザー治療をする場合の説明を詳しくお願いしました。

 

「レーザー治療をすると、苺状血管腫の跡をきれいに消すことができます。

痛みとしては、輪ゴムで皮膚を弾かれるくらいの弱い痛み。

1ヶ月半〜2ヶ月ほどの間隔をあけて、様子を見ながらレーザーの照射をしていきます。」

そのほかにも、一時的にレーザーをした部分の赤みが強くなり、その後黒くなるのが順調な経過であること。

レーザーをした部分は皮膚が弱くなることがあるので、こすったり強く洗ったりしないこと。

などなど、レーザー治療を受ける同意書を示しながら、注意文を丁寧にすべて説明してくれました。

リスクは大きくないと感じられたので、恐怖を感じる前の今のうちに…という思いが強くなっていきました。

 

「どうされますか?」

先生にそう聞かれ、帰宅後夫と相談してから決めても良いかと尋ねると、快諾してくれました。

「先程説明した注意事項が載っている同意書の書類を渡すので、参考にして決めてください。

レーザー治療をする場合は、本人・保護者の記名と印を。」

「予約が混雑しているので、今日予約だけして帰られたらどうですか?

レーザー治療をしないと決めた場合は、お電話でキャンセルでかまわないので。」

先生にそう言われ、直近でレーザー治療開始の空きがあった3週間後の予約をしておくことに。

 

最後に、

「次回レーザー治療をした後から塗ってもらう塗り薬があります。

次回バタバタしてしまわないように、今日先に出しておきますね。」

そう言われ、化膿止めの塗り薬「フシジンレオ軟膏」を近所の薬局で先に処方してもらうことに。

ちなみに、ここで思いがけず娘のはじめてのお薬手帳をゲット!

病院でも、薬局でも、自己負担は0円。

制度のありがたみを噛み締めながら、家路につくことに。

 

帰宅後、書類を手元に夫と相談したうえで、レーザー治療をしようと正式決定。

  

次回、いざレーザー治療へ!

 

みなさんの育児が幸せなものでありますように。