こんにちは、さんさんです。
わが子には、苺状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ)があります。
珍しいものではないようで、親戚や職場の先輩、道行く方などから、
「そのうち自然に消えるよ」
「消えなかった知り合いがいるよ」
などど、いろんな意見をいただきました。
命に別状はなくとも、消えるか、消えないかは大きな問題。
「どうしたもんか…」
といろいろと悩み、困ったものでした。
そこで、わが子の苺状血管腫の経過観察や、実際に経験した皮膚科でのレーザー治療のようすをお伝えしていきます。
同じように感じている親御さんなどのお役に立てば幸いです。
※実際の苺状血管腫の写真を使用していますので、ご覧頂く場合はご注意ください。
⚫これは…効果あり!?
2回目のレーザー治療から7週間。
生後11か月の娘はよちよちと歩くように!
季節は秋を感じ始め、徐々に半袖から長袖がほしくなる頃。
ちょうどこのころ、半袖のタイミングで会った家族や友人から、口を揃えて言われた言葉が。
「え、虫刺され?」
…うれしい!!!
というのも、夏のあいだは半袖で見せざるを得なかった左腕の苺状血管腫。
なかなか激しい赤色だったのもあり、必ずと言っていいほど声をかけられたものでした。
「え、これ大丈夫?」
「血!!出てるよ!!!」(←出てない)
「痛そう…」
「かわいそう…」
毎日当たり前のように血管腫を見ている私や夫にとっては、見慣れた自然な姿。
でも、家族や友人にとってはそうではない。
そうなのだ、と頭ではわかりつつも、血管腫を見て驚きの声をあげる場面は、あまりうれしくはないものでした。
そんな折に決意して始めたレーザー治療。
まだ2回目でありながらも、少し前では考えられなかった「虫刺され?」との勘違い。
確かに、見た目が変化してきているのです。
色は血のような真っ赤から、淡いピンク色に。
皮膚の盛り上がりは、薄眼で見たくなるような凸凹から、ほんのりとしたものに。
写真で比較してみると、わかりやすいかしら?
生後2か月の頃と、レーザー2回照射後の生後11か月の頃。
ほかっておけば消える血管腫もあるそうなので、娘の血管腫もそれだったのかもしれません。
が、レーザーの効果も後押ししてくれているのかも?
そう思えて明るい気持ちになれたこの頃、娘を抱えて今日も皮膚科へ。
⚫今回のレーザー照射のようす
予約時間の10分前に到着。
今回は待合室がやや空いており、いつもは混雑していて気づかなかったキッズスペースを発見したので娘を開放~。
予約時間を数分すぎたころ、診察室ではなくレーザーの機械のある部屋へ。
先生、まずは前回(7週間前)からの変化を目視で確認。
「ちょっと薄くなったね。全体的にいい感じに消えそう。」
「お薬ぬれてますね?かゆそうな様子や、異常はないですか?」
特に異常なく、さっそく照射することに。
今回も「抱っこ紐に入ってもらおうかな」と言われ、苺状血管腫のある左腕を出す体勢で娘を抱っこ紐に。
大人はゴーグル、娘は目元タオルぐるりで目を守りながら、1秒に1回くらいのペースで、連続7回。
娘はというと、タオルを巻かれた時点から、すでに泣いて泣いて。
むしろレーザー照射が痛くて泣いてるのではないのかもと安心?
こわいよね~、びっくりするよね~、とにかく娘をぎゅっと抱きしめる。
このとき、私が内心つよくつよく思ったこと。
(レーザー治療考えている方!
やるつもりなら月齢小さいうちから始めて!!
毎回こんだけ泣かれると結構しんどいでーー!!)
見返すと前回も同じようなことを言ってますが。
3か月前の娘は、ほや~っとしていて全然泣かなかったのに…と思い出すと、
過去の自分に言いたい!!教えたい!!
レーザー治療について、もっと早い段階で親御さんに情報が届くようになってほしい!
さて、5分ほど保冷剤を左腕に当てーの、
先生が再来して確認、化膿止めを塗ってもらいーの、
6週間後に次回(レーザー治療4回目)の予約しーの。
その後、今回もすぐに受付へ呼ばれ、次回の予約票と診察券を受け取り。
料金はありがたいことに自己負担0円!
時計を見ると、到着してから30分も経たずに帰路につけている。
なのに、ふーっ、どっと疲れが出ちゃう。
世のお母さん、お父さん、子育てとにかくおつかれさま。
⚫写真で比べる経過観察
レーザー治療の効果で、直後にどのくらい赤くなるのかな?盛り上がるのかな?と気になり、今回も写真を撮って比較。
【レーザー直前】
【レーザー直後】
【レーザー翌日】
実感としては、赤みや盛り上がり方に変化は感じず。
これだけ目立たなくなってくると、親としてはだいぶ精神的に楽~!
今のところ、レーザー治療やってよかった!
次回のレーザーまで6週間、変化に期待!
つづく!
みなさんの育児が幸せなものでありますように。