さんさんの家〜共働き夫婦の育児&資産運用ブログ〜

妊娠してから、出産を乗り越えて赤ちゃんが1歳になるまでの1年10ヶ月。悩みでいっぱいのこの時期を、すこしでも楽しくラクにお得に過ごそう!すべての妊婦さん&ママパパを応援しているブログです。

妊娠・育児中に読んでみて!科学的に子育てをとらえられる3冊の本

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こんにちは、さんさんです。
 
産後2ヶ月経った私、最近なかなか本を読めていません。
なんてったって、妊娠中は眠くて気持ち悪いのに、仕事やら出産準備やらしなくちゃいけなくて。
出産したら、こりゃまた眠くて、そもそも赤ちゃんのお世話でゆっくり読書なんてできなくて。
 
しかし、そんな妊娠中~産後に出会って、読んでおいて本当によかった!!」と思える本が3冊あります。 
 
なぜかというと、戸惑いだらけの子育てでも、「こういう仕組みや成り立ちだから、しかたないんだ」と、科学的な知識をつけて自信を持てたからです。
今の私のメンタルを支えているといっても過言ではないかもしれません。
 
科学的といっても、簡単に読めて、ざっと目を通すだけでもネガティブな気持ちがとても変わるものばかりです。
ぜひ、みなさんに知っていただきたいです。

  ⚫『ちょっと理系な育児 母乳育児篇』(牧野すみれ、京阪神エルマガジン社

妊娠5ヶ月頃に、産院の母親学級でおすすめされて知りました。
「母乳育児といわれてもまだピンと来ない…」
「そもそも母乳が出るかなんてわからないし…」
そう思いながらも、「産院がおすすめするなら役に立つこともあるかな」と軽い気持ちで読み始めたことを覚えています。
 
しかし、母乳が出る出ないに関わらず、全ての妊婦さん&ママさん&パパさんにおすすめです!
 
WHO(世界保健機構)のガイドラインを読みとくことによる、母乳が出る仕組みや効能をはじめとして、母と子のコミュニケーションの大切さ、黄疸の仕組みと対策、母乳の補助としての補完食(離乳食)の考え方、授乳と家族計画の関連性など。
これからの育児に役立ちそうな知識を、広く得ることができるからです。
 
特に、カンガルーケアといわれている早期母子接触の重要性と、母親でなくても、早期でなくても、赤ちゃんと触れ合うことがどれだけ大切な意味を持つかという内容に衝撃を受けました。
ぜひともパパさんも、赤ちゃんとできるだけお肌とお肌の触れ合いをしてあげてほしいです。  

 

⚫『子供の「脳」は肌にある』(山口創、光文社)

妊娠後期になって、実父の本棚で見つけてなんとなく借りましたが、目からウロコ、読んで良かったです。

2004年初版で古い情報だから…なんてことはなく、むしろ妊婦の私には新鮮な驚きばかりでした。
教育学系の大学の教材になることもあるようです。
 
身体心理学者の著者による、子どもの「心」をどうやって育てたらよいかという永遠の問いへの答えがまとめられています。
まだまだ親の自覚が薄く、産まれてきたら赤ちゃんとどう関わっていけば良いのだろうと思っていた私ですが、この本から大きなヒントをもらった気がします。
 
小見出しにも印象に残っているものがいくつかあります。
「子どもの肌着とストレス」
「男は女より触られずに育つ」
「夫婦でも、触れることで気持ちが変わる」
「自分で触れても癒せない」
 
「スキンシップがこんなに大切だとは!
抱っこをはじめ、たくさんたくさん触れてあげよう!」
と、心に決めました。
子どもは日に日に重たくなるけれど、なんとか継続中です!(笑)

 

 ⚫『ママは悪くない!子育ては科学の知恵でラクになる』NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?取材班」・ふじいまさこ、主婦と生活社

産後で安静にしている頃、Twitterで内容の一部を知った友人が勧めてくれました。

実際に手にしたところ、眠気と戦いながらも「こ、これは読みたい!」と思える内容ばかりでした。 
赤ちゃんの夜泣き・手を焼くというイヤイヤ期・急に始まる人見知り泣きの仕組みがわかって、「これを知っているだけで冷静に応じられそう…!」と自信が湧いてきました。
しかも、産後に夫にイライラしてしまうことにもちゃんとした理由があると知って驚きでした。
 なおかつ全体的にマンガの部分が多くて読みやすいことも嬉しかったです。
 
この本を読んだことで、産後うつになりかけで滅入っていた気持ちがとても救われました。
ぜひ、両親2人ともに、できれば祖父母の方にも、とにかく多くの方に読んでいただきたいです。
 
それは、この本から大きなメッセージを受け取ったように感じて、非常に感銘を受けたからです。
“そもそも子どもを育てることは、生物の仕組みとしてみんなですること”、だから“ママ1人でするものではない、それを1人でやらなきゃいけないのはすごく厳しいこと”との認識を持つようになったことは、自分のなかですごく大きな出来事でした。
ひとりでも多くの方に手に取っていただける機会があれば幸いです。
 
みなさんの育児が幸せなものでありますように。